毎年10月以降になると、修明学園では中学受験を目指すお子様(外部生)がいるご家庭から転塾や学習上の相談を含めたお問合せが急増します。主に大手の集団塾に在籍する生徒が中心となっておりますが、春から夏と模試を受けるたびに成績が低迷している、授業についていけずノートも上手く取れずに学習内容が分からない、算数が苦手科目になり基本が身に付いていない、担当講師の叱責やクラスの友達との関係や雰囲気が少しずつ悪化している等、悩みは数多くあり順風満帆にはいかない様子です。
修明学園の学習コーディネーターの柴田です。
今回は中学受験をしていく上での大きな決断に一つである「転塾」について、若干の私見も交えてお話ししたいと思います。(※記事のシリーズ化を検討しています)
そもそも受験は負担なのか!?
中学受験を志すきっかけはご家庭によって様々だと考えられます。親が経験者にありがちな「わが子にも中学受験をさせたい、して欲しい」と願う”親主導”のケース、また一方で、お子様が兄弟姉妹や学校の友達の影響、ないしは何らかの受験や学校情報に触れる機会を得たことで中学受験に”関心”を高めるケースがあります。どちらの場合であっても、小4から小6までの3年間の受験勉強の期間に、科目ごとの各単元の内容が覚えられず基礎理解が定着していない、満足の得られる模試成績に到達しない等、少なからず”挫折”は経験していることでしょう。
修明学園へ転塾を希望された方に、時間をかけて三者面談をしながら学習上の悩みや課題と考えていること等をヒアリングします。そうすることで、原因となっている”意外な”事実を発見し伝えた上で、それに向き合っていただくのです。必ずしも今在籍している大手塾の授業や対応だけが原因とは限りません。受験勉強そのものや単元を覚えることが”負担”になっている場合もあります。保護者様やお子様の内面にまで踏み込まないと、何が原因なのかを把握することは経験上難しいと考えています。このようなアプローチを得意とし多用するため、「塾が合うか、合わないか」だけでも明確になると思います。”転塾”し環境を変えながら中学受験をするお子様に”寄り添い””伴走”していくには、塾も教師も相当の”覚悟”が必要なのです。
修明学園の“考えさせる”授業 ―社会を例に―
私は浅草橋教室・高砂教室において中学受験コースの一部の授業を担当していますが、一方的な内容説明の授業では、絶対に覚えさせ定着することはできないと考えています。10/16週~の授業を例に、四谷大塚版『予習シリーズ』5年下巻テキスト社会のカリキュラムでは、「第7回 室町時代」の授業をしました。授業構成の一部として「なぜ??」と考えさせる試みを私はとても大切にしています。テキストの内容から、質問項目を列挙しホワイトボードに書き込みます。
今回の室町時代の場合、
Q1「なぜ、鎌倉幕府は滅亡したのか?」
Q2「なぜ、建武の親政は失敗したのか?」
Q3「なぜ、南北朝の内乱が始まったのか?」
Q4「なぜ、応仁の乱が起こったのか?」
Q5「なぜ、日明貿易が始まったのか?」
Q6「なぜ、室町時代に農業が発展したのか?」
Q7「なぜ、室町時代に商工業が発展したのか?」の7項目です。
テキストを使って、調べ学習をしながら、特に字数は制限していないので、生徒が自分なりに“考えて”“解答”になる文を組み立てて書いていきます。その解答を確認し、歴史的な事実と合っているかはもちろんのこと、質問によっては5W1Hを意識して“添削”指導をするのです。生徒とのこのやり取りが、社会の授業なのに、国語の記述力の養成や文章を要約する力を育むこと結び付いていくのです。単純な質問に対して「どのように答えるか」で、実は理解の定着度がはっきりと分かります。難しいことができるのも大切なことですが、それ以上に、基本内容に向き合って調べたこと、覚えたことを相手に伝わるように表現できる方が重要だと思います。
受験に対する多様な価値観を受け入れる修明学園で、中学受験にチャレンジしてみませんか。体験授業と学習・進路相談をお待ちしております。
≪2023年度 修明学園 冬期講習スケジュール≫
①2023年12月26日(火曜)~12月30日(土曜)
②2024年1月4日(水曜)~1月6日(土曜)
※12/31~1/3休講、教室・学年コース等により各期で受講日数が異なる場合があります。
安心して修明学園の中学受験コースをお申込みいただくために、お早めに修明学園の無料体験・無料学習相談にお問合せください。修明学園のベテラン講師陣が、現状をきちんと把握し、お子様の学力向上や進学目標に向けた最適な学習方法のアドバイスをいたします。